イチローくん
民主党が相変わらずイチローくんのことで揉めているが。
角栄先生の秘蔵っ子であるイチローくん。
3年前の夜の関越道で、父親が意図的につけたAMラジオからは、大連立の混乱の責任をとって代表を辞任するという彼の声が流れたとき、その決断に、当時30歳の僕は、大きく心揺れ動かされた。
田中角栄という人はそれはそれは立派なひとだったみたいだね。これは、僕が今、IT業界にいるということでじゅうぶんに恩恵を受けているし、いくつかの文献や映像をみても、時代の客観性はともかくとして、自身の信念を貫いたひとであったようだ。
あれから。
政権交代、権力の二重化、そして陸山会以降は、弟バトに刺し違えられ、代表選に惜敗。政倫審の出席要請は物別れに終わるものの、イオンの御曹司によって、説明責任を問われている。
こうやって、自分を歴史上の誰かに重ねるのは、sengoku38 みたいで、ずいぶん、アレだが、この3年間の、結果的な成果が、そう大きくなかったことについて、僕は、何らかの決断をしなければならないだろう。そうだな、桜の咲く頃くらいまでに。