年末年始に関西から北陸方面に移動する方法(2/2)

つづき。（長い前振りで失礼）

山科にて。湖西経由敦賀行きがやってきた。近江舞子まではいくつか飛ばすが、それ以降は各停。（でも新快速。新快速はブランドなのだ。）

年末の湖西線は朝夕ラッシュとまではいかないが、かなりの人が乗っていた。そんななか、新快速223はひたすら北上する。

混雑は、堅田までの我慢と思っていたが、近江舞子あたりまではなかなか人が降りず。近江高島あたりから降雪。ホワイトニューイヤーイブ。


近江今津。サンダーバードの通過待ち。地元の人は慣れているのか、何分止まって、何分に発車とかアナウンスしないのでイライラしていたら…


やっと、発車5分前をアナウンスしたので、タバコを吸いに車外に出る。いやあ、雪だよ。…見慣れてるけどね、やっぱり雪国出身としては、雪を見るのはうれしい。


新疋田。北陸線と湖西線の分岐駅である近江塩津と敦賀の間にある山間の駅で、この先は衣掛山のループトンネルがある。鉄道写真の名所として知られ、この日も、かっぱをきて三脚を立てた鉄ちゃんがいっぱいいた！


山科から約90分かけて、やっと敦賀到着。敦賀も雪模様。温度計は0度の表示だった。切り欠きの新快速ホームを下り側に歩み、しらさぎを待つ。


向かい側に、福井県内でしか見られない新製車両521を発見。223の足回りとアコモデーションを使った直交両流。かっこいい。石川、富山に直通してほしいなあ。


しらさぎが名駅からやってきた。とりあえずエンブレム。「本日、自由席が混みあいまして大変恐れ入れます。」とアナウンスされるが、オレ、混んでないしらさぎに乗ったことないけどな。（笑）



さて、しらさぎ。2号車指定に乗ったが、指定席の通路や、一番後ろの席の隙間の部分にすら、自由席にあぶれた人たちがいたよ…。しらさぎの慢性的な混雑って、あれ、なんとかならないのかねえ。

東海北陸道上下2車線化

高山本線を電化したうえで複線化

高速バス増便

個人的には2番目を希望。北陸新幹線開通の折、富山から名古屋への速達線の整備は必要だと思うんだが。



どうでもいいが、しらさぎとサンダーバードの客層はぜんぜん違って、サンダーバードは独り者の男子や、老夫婦が多いのに反して、しらさぎは若い夫婦や家族連れが圧倒的に多い。指定席を占領する小学生たちに遠慮しながらタバコを何本か灰にしつつ、北陸本線も大詰め。（ちなみに、東京から来るはくたかは、派手な女性が多いんだなあ。おもしろいよね。）


支線に乗換え。これは帰りに撮ったものだが、キハ40。この支線には、新幹線の新駅がやってくるので、私的には電化増便か、ライトレール化を希望。




大晦日の夜から、大量に降雪。氷川きよしクンの紅白大トリに涙し、いよいよ新年。2008年が終わり、新しい年を迎える。

市内のスキー場では新年の花火が打ちあがり、除夜の鐘が響く。


日が明けた元旦の朝のshin'さんの実家の雪景色。積雪量は年々減っており、メートル単位ではないものの、雪が降る正月というのは、なんとも、趣が、深い。というより、これが正月。



あけましておめでとうございます。
本年もアレグロモデラートをよろしくお願いいたします。