ながさわさんのアレグロモデラート

アレグロモデラート(Allegro moderato)は、速さを示す演奏記号で「穏やかに速く」

女子プロ野球、今のスターと数年先のスター

日曜の昼間、何気なくテレビを見ていたら、ふだんはあまり見ないKBS京都に目が留まった。…野球やってる。女子プロ野球だ。そういや、ずいぶん前から、四条烏丸のバス停に、女子プロ野球の大きな広告が出ているのは知っていて、いつか見てみたいと思っていたので、しばらく、見てみることにした。

佐藤薬品スタジアムでの、ティアラカップ奈良大会。フローラ対ディオーネの決勝戦。
…おや、僕がよく見ていた広告では、チームは京都にあって、京都なんじゃらーずだったと思ったが、調べてみると、数年前に、全国展開を見越したチーム再編が行われていて、フローラ、ディオーネ、アストライア、レイアと東西南北を保護地域とする4つのチームが新しく作られたそうだ。

そして、ティアラカップというのは、1ヶ月に2回くらいのペース、今年は19回を、その4チームが全国各地でトーナメントをして、毎回優勝チームを決めていくいうものらしい。3位決定戦も行われるから、1回の大会で、1チームにつき、必ず2試合行われるので、これが公式戦として数えられていくということのようだ。なるほど。

さて、件(くだん)の、フローラ対ディオーネ決勝。ディオーネの先発の植村は、比較的長身のサウスポー。スリークォーターがとても美しく、その左腕から、繰り出される多彩な変化球は、巨人の内海を見ているようで、しばらく惚れ惚れしながら見ていたのだが、少し苦しい立ち上がりで初回に1点を失ってしまう。
いっぽう、ティアラカップを連覇中(であるとのこと)の、フローラの先発の矢野は、低めに早い球を投げ込む、テンポの早い投球。ええ球投げるなあ。

さて、植村は2回こそ、三者凡退に抑えるものの、3回ツーアウトから捕まってしまう。フローラの4番、中村茜にフォアボール。中村香澄レフト前ヒット、そして6番に、前日完封して、今日は指名打者で入っていると実況で言っていた、小西美加。彼女は、この日、先制点も叩きだしているが、この打席も、左中間を破るツーベースで2点追加。続く梅村にも、センター前に落ちるヒットが出て2点追加。勝負あり。ハイライト。



このとき実況が言っていたのだが、植村はメンタル面がテーマだと言ってて、ツーアウトからのフォアボールで招いた、このピンチ抑えたかっただろうなあ。カーブは若干高めに入っていたけど、その美しいフォームから繰り出される、左打者から外に逃げていくチェンジアップとか、すごくよかったんだけど。解説の松本(青いイナズマ)も「最後にこれっていう球がねえ。」そう見えたね。
梅村のヒットでピッチャー交代するが、ベンチに下がった彼女の表情は、36歳のおっさんには、なんとも形容しがたいものがあった。あとで調べたことだけど、彼女は福知山の生まれで、高校は、鹿児島の神村学園というところに野球留学して過ごして、プロ入りしたという、いわゆる野球エリート。そんな予備知識があったら、彼女の気持ちももっと察することができたかもしれない。

それならば、ぜひ、本当の彼女の躍動するさまを見てみたくなり、日本女子プロ野球リーグのホームページから彼女が勝った試合を探し当てて、見てみた。これ。(フルバージョンなので早送りして見てね。)



やっぱりね。ストレート走ってる。思い切りがとてもいい。今日の試合はなんか球を置きにいっていたように見えた。こう、自らの左腕の降りで、自分のカラダすら吹っ飛ばされそうな感じで投げた球もいくつかあったね。これこれ。

そんな彼女もまだ20歳。まだまだこれから。今日2ベースで決勝点を打たれた、小西美加や、この前の試合で200安打を達成したアストライアの川端友紀だったり、ディオーネのエース、宮原臣佳が、現在の日本女子プロ野球のスターであるのだろうなあ、ということは、今日の初見でわかったが、彼女が、この数年先のスターになっていくことをぜひ期待したいなあ。

さて今日も長くなりましたが、総じていうと、女子プロ野球面白い、次も中継見るぞ!(笑)


ごきげんよう。