shin'nosuke さんのアレグロモデラート

アレグロモデラート(Allegro moderato)は、速さを示す演奏記号で「穏やかに速く」

群れている女の子たちと、いっしょうけんめいで、ととのったユニゾン


shin'さんは、バブル崩壊後の価値観が多様化したあたりでの、いわゆる「おたく」なひとで、そのあとの、声優だったり、アニメだったりは行っていないし、その後、女の子が群れているさまは、SPEEDだったり、モーニング娘だったり、あややに行ってしまったから、僕が比較的好むアンダーグラウンド感がなくなってしまったので、彼女らについても、熱狂的にハマったりすることはしなかった。

「おたく」の価値観はさらに細分化されて、「萌え」という言葉から「アキバ系」という言葉が浸透していったが、僕が、むかしアイドルが好きだったからという理由だけで、「アキバ系」に分類したがる人がいるんだが、そういったひとたちには、ぜひ、岡田斗司夫とか、稲増龍夫とか、香山リカといったひとたちの文化に触れてもらいたい。アキバ系とおたくという言葉は、JavaC++と似ているというが、思うより似ていないくらい、似て非なるものである。

だもんで、AKB48(東京秋葉原)とかNMB48(大阪灘波)とかSKE48(名古屋栄)とか、最近はHKT48(福岡博多)というのもあるらしいが、彼女らは「おたく」なshin'さんをくすぐってはくれない。(てか、大阪の電気街は日本橋やし、名古屋の電気街は大須やろう。福岡の場合は電気街といったら、ヨドバシのある博多でまちがいないかもしらんが。)

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で。

shin'さんとつきあいの深い人には有名な話であるが、ぼくは、「群れている若い女の子たち」を見ると、無条件に反応してしまうところがあるようで、「おたく」文化とは違うという側面もあるにはあったが、乙女塾(CoCo、ribbonQlair、ポワトリン、トトメス)よりあとのそういった女の子たちに、反応はしたが、意図的に自制してきた。なぜかというと、彼女らにハマってしまうと、周りから見れば「やっぱりハマってしまったか」ということになって「おもしろい」からだ。だから、「俺がハマるとおもしろいだろ?そう思われるのいやだから、意図的に距離を置いている。」として、プロ転向してからは、ずっと、仕事ばーっかしてきた。

とはいえ。

shin'さんも健全なオトコノコなわけで、女の子が構成する別の市場については、長らく興味はあるわけで、憂木瞳、麻宮淳子、氷高小夜、城麻美(チャミ)、麻生早苗小室友里及川奈央、がなりがデマンドを設立して、蒼井そら南波杏、穂花、みひろ、と移り変わっていくなかで、グローリークエスト、ムーディーズエスワンが設立されて、結局のところ、流通はほとんどDMMがやるようになってしまった。長らく、友田真希さんが好きだったが、いつぞやのブログに出てきた、小川流果とか、MEWちゃん(ミューと読む。いまはMaikaという名前で、おねいさん路線になっている)とか、かわい果南とか、二宮沙樹とか、そんななか、「元気いっぱい」麻美ゆまが、事実上、君臨してきて、最近では、「魅惑のヴォイス」桜木凛とか、「しっとりな」吉沢明歩とか、でも、やっぱりイチオシは、数年前にDMM.comのほうのCMに出てた(♪ネットで借りて、自宅に届き、ポストへ返却のやつ)、同郷の「いつもいっしょうけんめい」な、初音みのりちゃんである。陽が当たりにくい分野ゆえに、おたく文化にあったアンダーグラウンド感がうっすらと漂いつづけるのが、いろんな意味でくすぐられる。 しかし、調べながらではあるが、よく知ってるな、オレ。

いや、初音ちゃんの作品を見る機会があるなら、ぜひ見てほしい。残念ながら、この記事は、アダルトカテゴリーになってしまったが、そういった側面をおいといても、彼女のいっしょうけんめいさ、一心によろこんでもらいたいという情念のようなものがひしひしと伝わってきて、いやされるというか、安心さえする。ぜひ、彼女のパフォーマンスをご覧いただきたい!



そんななか。ついに出会ってしまった。彼女らに。



うーむ。これ以上ないくらい群れている女の子たち、上手と言いきることはできないが、いっしょうけんめいで、ととのったユニゾン、思春期の女の子を想起させる、単純明快なテーマ、古いわけではないが、混乱しないメロディーラインと、直喩のわかりやすい歌詞。萌えではないし、アキバ系というわけでもない。アンダーグラウンド感は、適切で、バランスを保っているとさえ言える。


いやあ。。。。。


今度、shin'さんに会ったときに、恵比寿マスカッツにハマっている事実が判明したなら、ぜひ、こう言葉をかけてあげてください。


「おもしろいから、やめてくれ。」と。