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ながさわさんのアレグロモデラート

アレグロモデラート(Allegro moderato)は、速さを示す演奏記号で「穏やかに速く」

くだんの海上保安官の逮捕見送りについて


くだんの海保保安官については、逮捕が見送られましたが、システムエンジニアーのshin'さんとしては、若干の違和感。問題なのは、機密だったかどうかではなく。


ビデオは、那覇から、呉に送られ、呉からは、全国とつながる、たぶん、TCP/IPの、Microsoft Networkというか、ようするに、netbios で見放題だったんだろうなあ。ftp だったり、samba ではなかったんじゃないかなあと思う。内部統制は、組織が大きくなればなるほど、難しいもので、役人にとっては、比較的、敷居が高いと思われるLAN の分野でネットワークガイドラインは、定められていたとは思うが、遵守の徹底の対策が施されていたとは思いにくいし、世論も後押しして、例のwmv だったのか、mov だったのかはわからんが、当該ファイルの扱いはおそらく、棚上げになっていたんだろう。

ここまではどこででもある話で。

問題は、私物のUSBメモリーに入れたということ。これは、個人情報うんじゃらとか、Pマークのたぐいの議論でやってはならないこと。この立証がされていて、故意の流出が明らかになった時点で、情報管理の責任を、当事者と責任者に問うべきである。

個人的にいえば、尖閣ビデオは、別に、取り立てて見たいと感じるものではなかった。GDP を中国に抜かれてしまった日本にとって、中国を刺激することは、さらなる円高の進行など、影響が大きいという判断であったのだろう。合理性を求める、理系の菅総理ならではのことであると思いたい。

しかし、この逮捕見送りは世論を重視しすぎである。民間であろうとも、公務員であろうとも、公開を前提に、データを持ち出すのは、大問題である。ここで成敗しておかないと、日本の情報管理全体の考え方が問われると思う、というのが、IT業界に身をおくものとしての見方である。
 
 
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