野村克也

楽天・ﾉﾑさん、ありがとう！：イザ！

そういや、ソフトバンクの背中を薄氷の差で追っていた９月の末、僕は、会社の喫煙所で、若いエンジニアと「楽天がＣＳに出たら、ダイエーには簡単に勝つだろうけど、たぶん、ハムにはぼろかすにやられるんやろうな。」と言っていたな。冷静に考えれば、その通りだが、10/2に2位が確定したときに、もしかすると、って思ってしまった。そのくらい、終盤の楽天は強かった。そして、ゲームが、とても、面白かった。

藤原が打ち込まれ、岩隈が自信を持って投げた内角球が、ライトスタンドに消えたとき、今年の楽天の戦いと、ノムさんの長い野球人生は、ひとまずピリオドを打った。

終戦。

ライトスタンドのファンにあいさつするノムさん。駆け寄る吉井コーチ、梨田監督、そして、稲葉。山崎が音頭をとり、草野も輪の中心にいて、両軍入り混じった紅白の輪の中で、彼は４度、宙に舞った。彼が育てた、恩師への、精一杯の恩返しだったろう。



みなさんの目には、この楽天の快進撃と、ノムさんが演出した、2009年のパ・リーグはどう映りましたか？


プロ野球は、あと、日本シリーズを残すのみとなりましたが、関西のIT業界は、下期の仕事がやっと動き出しました。残すあと２ヶ月、濃密な時間にしたいと思います。


監督、お疲れさまでした。
最高です！