app ファイルが展開できない(解決編)
つづき。
Windows Update 終了後、SPConfig を走らせると、構成失敗。数回再起動しても、構成失敗。
サーバーの全体管理は起動できるので、サイトのほうを表示すると、以下のような例外。
これは SPConfig の構成失敗のときと同じメッセージ。
アセンブリ 'Microsoft.SharePoint.WorkflowServices, Version=15.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=71e9bce111e9429c' からの型 'Microsoft.SharePoint.WorkflowServices.WorkflowServiceApplicationProxy' にあるメソッド 'Upgrade' に実装が含まれていません。
うーん、ワークフローサービスとかインストールしてないしなあ、ワークフローの構成でもしてみるかなあ、と思いつつ、ググると以下ページがヒット。
Archived MSDN and TechNet Blogs | Microsoft Learn
このメッセージは既知の問題だったらしく、「追加の更新プログラム (2880963) (osfserver) 」をインストールすることで、見事、Access Services の表示までいきました。
app ファイルが展開できないときの結論(2015/2/27現在)
- dacpac を取り出して展開してみる
- app ファイルに環境に依存するような情報がないかどうかを確認(SQLServer のセキュリティ設定など)
- Windows Update の重要な更新は最後までやりきる
- Windows Update が終わったら、SPConfig を忘れない
- Windows Update に含まれない更新プログラムがある場合は、既知の問題として公開されているので、個別に当てる(例外の内容でググるとよい)
SharePoint ってほんとうにたいへん。